道はすべて平坦だって 続く3万4千マイルも僕の膝に砂を かけるので手一杯と タカをくくって よそ見をして 頭ん中だけ俯瞰したような 感覚になっていた 一人になって見つけた 僕だけじゃイメージできない場所 君は変わって行くけど 僕もまた同じくらいのスピードで 挫けるなんて思いもしなくて 受け身なんてもんは 敗者に染み付いた癖だって 誰かの言葉鵜呑んで 待ちに待った自分の番で 景色は変わって 不正解ばかり叩きだした 僕はただうなだれた 君はそこにいて 手も貸さず肩を揺らして笑い出した 僕もただ笑っていた 重ねた道はどこから分かれた? 一人になって見つけた 僕だけじゃイメージできない場所 君は変わって行くけど 僕もまた同じくらいのスピードで 寄り添うように見えるでしょう 二つの並行路線 互いを見守りつつ 交わりもしないで... 一人になって見つけた 僕だけじゃイメージできない場所 君は変わって行くけど 僕もまた同じくらいのスピードで 君と笑って気づけた この道が運んでくれない場所 君と少し逸れて行くけど 僕もまた並走したライン上で