小雨は5月の窓をしめらせ 白い霧が降りてくる 向こうの道からびとりあなたが 歩いて来る気がして 思わず傘を上げた 滴がほほに落ちる こんな雨に濡れながら 体を芯から冷やしながら 歩く果てにあなたがいれば (間奏) 今日の雨はまるで 私の心を映した鏡 だから今日はとても 笑える気持ちじゃないの 行くあてもないのに さまよってる姿が似合うわ もっとブルーにしたなら もっとあなたを遠ざけたなら 生きる全てに果てが見えるかも 今日は昨日の夜の残り雨 だからペニーレイン やがて梅雨が来る あなたと私の間に やがて梅雨が来る あなたと私の間に