いつか僕と君のありふれた 朝が溶け合って ミルクティーを飲めば 今よりマシに目覚められるはず 何にせかされて街はまた回る 帰りそびれた月のように 置き去りにされて 今日も時計見てあせっちゃって つい間に合わせちゃって ハブラシでむせちゃって 涙ぐんでいる シルク一枚だけの 温かい部屋で見つめ合って テーブルにつけば 他の誰も知らない二人になれるはず そして僕と君が たいくつな朝を分け合って ミルクティーを飲めば ふたりしか知らない 太陽がとどくはず 僕にかまわずに街はまた回る いつかの約束も連絡も おざなりにしたまま ひとり信号待ちに並んじゃって 意味もなく急いじゃって くつひもがほどけちゃって 気付かないでいる いつか僕と君のいそがしい朝が 交じり合って テーブルにつけば 他の誰も知らない二人になれるはず そして僕と君がありふれた朝を 分け合って ミルクティーを飲めば ふたりしか知らない 太陽がとどくはず