この街がくれたもの~北九 ラプソディ~ レトロを吹き抜けていく潮風が 私の切りすぎた前髪を撫でる あのころ全てを包み微笑んでた あの人みたいな優しさで 満開の桜花 にぎやかに春の小倉城 澄み渡る青空へ 鳴り響く夏の祭囃子 思い出ひとつひとつの季節にあなた 溢れるホロホロ涙 思い出ひとつひとつが忘れられない 大切な宝物 この街がくれたもの 紫川の向こうのおひさまが 心の傷口をポカポカと照らす あのころ手と手をつなぎ歩いてた あの人と同じぬくもりで 夕焼けに溶け込んで 鮮やかに秋の若戸橋 目もくらむ街灯り 肩寄せた冬の皿倉山 トキメキどんな場所にも 傍にはあなた こぼれるキラキラ笑顔 せつないサヨナラしても 忘れられない 2人が出逢えたこの街が好きだもの 喜びも哀しみも 全ての出来事(こと)が 今の私つくってる 未来へ歩いてゆこう繋げていこう 大好きなあなたとこの 街がくれたもの