Track by空っぽな部屋、したたる彼女。
1998年 赤煉瓦の広場の中央 青い目をした少女は 次の季節に願いを込めた 「真っ暗な時代さ」 老人を連れた犬は言った この世を理解してしまったようだ 宇宙の全てを 理解してしまったようだ 作り物にしか見えないストーリーも 現実さ 悲しいけど ゆっくり冬を越そう 1999年 血を流して手に入れたロスタイム 青天井 続く悲しみも 自由、喜びも全部… 僕らが掲げた祈りだって 非科学的な気休めでしかないのさ つぎはぎだらけの世界時計 悲しい 歯車回る