Ah これまでの全てはこの場所から 旅路と呼ぶことになることを あの頃の僕ら宛てに 此処で失くすことのない未来を 見せて 遠く長く進む最終列車から 散々鳴らした讃美歌が 聞こえてくる気がして 振り返らないようにと 丈夫に見せてはまた涙が伝う 違うんだよ 何回だってリスタートしたんだろ どうにかなるって歌って 君といたんだ 独りじゃ愛は到底彷徨うばかりで 抱き合うことを知って 今も思い出すよ Ah これまでの全てが駆け巡ってく 旅路に栞の跡が残る その先の物語は 想い描くだけじゃ足りないくらいに Ah どこまで行けるかと信じてきた 決意の日々を刻む 独りじゃないこと ただ「ありがとう」と そして何よりも門出は皆で叩こう また逢える日を やっと手に入れた ちょっと儚くて 大胆不適な僕らが 咲かせた一輪花は 少しずつ華やいで 過去と夢の間を繋ぐ 渚に変わってた 何回だって始まりの合図を 鳴らしに来たって歌った 嘘なんかじゃない 確かな青がそっと風に乗せては 足りないものはないから そんな日をまた Ah これまでの全てが駆け巡ってく 旅路に栞の跡が残る その先の物語は 想い描くだけじゃ足りないくらいに Ah どこまで行けるかと信じてきた 決意の日々を刻む 独りじゃないこと ただ「ありがとう」と そして何よりも門出は皆で叩こう さんざめく青春のように 誰かにとって 形なきを知る残像 僕らの道標だ いつまでも変わらない 場所があるなら 駆け降りた地下からきっとまた Ah 溢れ落ちるほどにこの両手が 託され愛してた物たちで 隣合うほどに僕ら ここでどんなことだろうと乗り 越えた Ah これまでの全てが駆け巡ってく 旅路に栞の跡が残る その先の物語は 想い描くだけじゃ足りないくらいに Ah どこまで行けるかと信じてきた 決意の日々を刻む 独りじゃないこと ただ「ありがとう」と そして今誇りに変わる言葉で 奇跡なんかじゃなく 君がくれたもの それがここで生きた全てに募る 日まで また逢える日を 忘れたくない