夕闇咲いた花火 街は同じ空を見上げて いつか今日を思い出して 泣いたりとかするのかな やんなきゃって決めた朝 うだるような暑さに負けて 同じようなもの 食べてる人に安心してた こんな風 に ぬるり季節が来て 各駅トレイン 途中でトリップ? また今日もなんも出来なかった。 大人になってしまう前に 空は音立てて砕け落ちる でも でも でも こんなに綺麗だなんて… 夏が夏って気づく頃にはもう 過ぎ去ってしまうのだろう 時間は進むのに抗っちゃうように 僕は息を止めた 割とアートな気もする フリー素材地元のポスター 「また会おう」を定型句にして 楽になっていた 唄うセミ リモコンどこだろ 三度寝 公園の花の方が 僕なんかよりも 生きてるんじゃないか。 みんなみんな元気ですか 息は吸ったあと吐けてますか ただ ただ ただ ページはどこでも良くって 僕が僕ってわかるように 名前 書き殴る花の図鑑 この分厚さが 自分そのものであって ほしかったんだ こんな風 に ぐるり地球は回って 横になって いや、待って。 まず縦ですら居られていたか? 天を仰いだ 大人になってしまうほどに これが僕って気付かされる ようやく知った僕の空は 割とアートな気もしてる 夏が夏って気づく頃にはもう 過ぎ去ってしまうのだろう 少しでも直ぐに思い出せるように 花火って綺麗なんだ 夏が夏だと気づく前に これが僕だと気付かされる 夏が夏だと気づく前に これが僕だと気付かされる 前に… 前に… カーテン揺れる窓に 次のページ待つ花図鑑 あの頃を思い出して 僕は泣いたりしてた