6時10分、回想 (feat. 狺ーTARØET)

歌詞

おはよう憂鬱です 今日雨降るんすね 窓の発露がキラめく俺の6時10分 布団という安全地帯から聞く 暴風雨の音 屋根飛んできそう とりまインスタ見ましょうね つか痰絡む喉元みたいに 倦怠感引きずって 生きてるようなもんじゃん 階段を爬行down 観葉植物みたいな顔しやがって 眼底から濁ったガラス体と耳鳴り 起床からずっとキリない 漠然と死にたいなんて言うような、 知ってる 副交感神経のせいです ホームセンターの奥の匂い 素敵じゃん ベランダの夜風 なんか懐かしいな オーロラなんて一回も見ないで 死にそうだ なんで昔カマドウマ触れたんだ ってまぢ しょうもない回想しながら 口腔に突っ込むパン 味もしないから 政治家アポロジャイズ、 住宅地ブルーシート クソみたいなニュースが 最高に朝じゃん 手元が寂しくなるから 右ポッケからスマホ出す ここから琵琶湖まで 歩いたら何時間とか調べます 暇潰しが1番楽しーじゃん 脳幹ん中スッカラカンだから 分からんけど 文字滑っちゃうよな なんか 知らぬふりして遊びたいけど やっぱ憂鬱なんです… 暴風警報を祈る月曜、めぐる 恐怖映像のアーカイブも、めぐる ぶっちゃけた話 狺ーTARØ ETはラッパーほどかっこよくない あとバトルに出てる自分が 自分じゃないみたいで好きじゃない 消耗する精神 習う不定詞でも頭ん中は それで満タンだからなんも 入ってこない 無理くりフリックし次々と… 終わりなき呪縛のまとわる足 あーもう 草臥れるたび寝逃げでリセット 布団に沈む、電気消して 瞼裏の宇宙になんとなく夢を見て またさっきかのような朝が来て つまらない訳じゃないでも 粛々と続く憂鬱が日々に根を張る 狺々たる劣等感に息切れ けものへんも奪われてあまりにも 惨め なんとなく見る ショートのスワイプで いつかの醜態アーカイヴが待ち伏せ 早口の手口 拉ぐ血みどろの愚痴と羞恥心 "愴"と"懆"と"懈" にまみれた目で天井を 眺めるルーティン 元も子もない 一体何が楽しくて ラップしてんだっつうに 動脈の拍に舌もとのジンジン 会場は手の海、電飾が眩しいな 鉄の蕾を握りしめる 鏡の太陽が頻りに照る OK余裕、 誰のためでも相手のためでも お客さんのためでもお前らのためで もない 独善の権化、狺ーTARØETが超ヤベー もういいよ 全部いいさ かませばいんだろ? 口癖ならNo pain, no gain 相反さないほんの"これ"を証明 暴風警報を祈る月曜、めぐる 恐怖映像のアーカイブも、めぐる 醜態も痴態も全部死んで 猫に生まれ変わりますように 犬が犬であるように狺は狺であれ！