夜風

歌詞

ビルに映るムーンライト 私そんな存在 不釣合いの都会照らせてるかしら? 憧れてたのは遠い昔で今じゃ 窮屈にオールナイト 寝苦しい夜も真夏のせいにして さあ二人夢の中へ抱き合おう あの頃まさかこの夢がすぐ覚める はずないと思ってたのにね いつからか私があなたを 追い越しちゃったみたいね 振り向いても何も見えずに ただそこにどこか懐かしいような 夏の香りがしたの いつかこのまま 喧騒に紛れて消えそう 私そんなのお断りだわ その前に一つだけ お願いを聞いて欲しいの 「少し夜風に当たってくるわ」 楽しそうにプールサイド 水しぶきが出会い あなたにスポットライト 眩しすぎるわ 水面に浮かぶ君と目が合い 「なぜそんなにミッドナイト?」 生ぬるいシャツに あなたを感じてた まだ今日は どこにも行きたくないの 馬鹿みたい勘違いだったなんて ただどこにも行けなかっただけで お決まりの子供扱いも 最初のうちだけは 心地よくて麻痺してたみたい ただ今はもう夏の終わりにする 香りが恋しいの 一人公園の灯りに心を奪われ 私誰にも甘えたくない 木の隙間アルタイル見つけて 約束をしようか? いつかまた あなたに会えるとしたら お互いにさ 笑顔できっと ありがとうと言おう 夏の夢うたかたの甘酸っぱい 香りが風にのり 一人公園の灯りに心を奪われ 交わした約束覚えてるかな? その前に一つだけ お願いを聞いて欲しいの 「少し夜風に当たってくるわ」