降り出した雨の中 過ぎ去る時に一人 寄り添う人の流れ 紛れる理由もなく 君の残り香 気付かれないように 僕のそばにおいたまま 悲しみで積み上げた未来 記憶染み付いた 雨の雫のよう落ちた愛のハナビラ 心に残した接吻を頼りにして さよならの言葉繰り返しながら 青空に浮かぶ頃 降り頻る 涙雨 君という名の記憶に 手探りでたどっていた 身体中染み込んだ 君との思い愛 願う刹那に 過ぎること恐れた 君のこと思ったまま 崩れてゆく冷めた感情 祈り掻き消した 雨の雫のよう落ちた愛のハナビラ 傷口に咲いた痛みに心移して さよならの言葉繰り返しながら 青空に浮かぶ頃 指先に 涙雨 犠牲の鐘に目を閉じた 抱きしめた温もり零れ落ちてく 終わりなんて濡れた 悲しいメロディー 君じゃなくていいと言えたのなら Ah 涙… 雨の雫のよう落ちた愛のハナビラ 心に残した接吻を頼りにして さよならの言葉繰り返しながら 青空に浮かぶ頃 降り頻る 涙雨