夜の交差点 水溜まり 街灯は 点になって 玉になって 星になるのかな 時計の針は逆さまに回って 太陽はずっと月の裏側でいいよ どこまで歩いても どこにも行けないまま 最終電車は私を乗せて 朝日が昇っても夜は覚めないでいて 寂しいだけだったあの日に 戻りたくなった どこまで歩いても どこにも行けない 最終電車は私を置いていく 細胞が星だとしたら体は星々の葬列 暗くてぬるいこの部屋で 堕ちていくみたいだ 朝日が昇っても夜は覚めないでいて 寂しいだけだったあの日に 戻りたくなった 夜は抜け出せないまま