陽だまりの世界地図

歌詞

いつもよりも　柔らかな風 歩き慣れた道なのになぜ？ あなたのその笑顔　思い出すほど 時計さえ　針の歩幅　変えてゆく 白紙のような大地へとほら 生まれたての陽射しが灯す パステル色の蕾が開いたら 世界がそっと微笑んだ きっと前までは 目を逸らしてた 新しい私がここにいるから 陽だまりの世界地図へと 淡く色づく　はじまりの季節 どこまでも　歩いてゆけたなら 「これが恋なのでしょうか？」 見上げた空　太陽は微笑むだけ 答えはそこに 楽しそうな　黄緑の木々 その隙間で　澄み渡る空 あなたに会いたいと考えるほど 靴音さえも高鳴ってく ちょっと咳払い そっと声かけた 振り返るあなたが眩しくて そっと嬉しくて ちょっと切なくて 木洩れ日に変わるその光と影 陽だまりの地図を辿って あなたのそばで笑いあうだけで どこまでも　優しくなる心 去年よりも　そうずっと 暖かくて…… 風に舞い上がる 花びらがひらり 桜色の街　ほら きっと誰だって 溢れる期待 胸に抱（いだ）いて 風に舞い上がる 花びらたちより 桜色の鼓動　ほら もう いつからなのかな こんなに強い　“大切”になってた 陽だまりで地図を描けば あなたへ続く道が晴れてゆく どこまでも　舞い上がれる心 刻まれたその場所まで もう迷うことはないわ 陽だまりの世界地図へと 淡く色づく　はじまりの季節 どこまでも　二人で歩けたら 「これが春なのでしょうか？」 太陽は微笑むだけ だって答えは知ってる あなたが好き