街に立って 待ってたって 波は去っていく 人にのまれ 埋もれていく 君に会って ちょっと経って 君の眩しさにも 堪らずに 目を背けてる 走る 君の影を追いかけながら 走る 向かう場所も見えないまま どこにいても 何をしても 変わり映えもしないから そんな僕を 君は笑った 息を吸って そっと待って 闇に落ちていく 夢も見ない 眠りにつく 君を知って ずっと経って 雪が降っていた また日が昇る気がしてた 走る 君の横で生きていけたら 走る 臆病な毎日を捨て 君が前に 進むのなら 僕は変わっていくから 君のことを 守っていくよ 明日(あす)は我が身と君が言って 気づけば目の前にあった いつか僕らが見てた夢は 跡も残さず消えた 飽きもせずに 笑い転げてた 変わらずに 続くとばかり 思っていた もしも僕が もしも君が そんなこと 浮かんでは 意味がないって 分かってるけど 走る 虹の架かる空の向こうまで 走る それがどれほど遠くても 約束だった ただ一つの 君の望み叶えるよ たとえ君が もういなくても 君が消えたあの日に 戻れないと知ってるけど 君がくれた言葉はここにいるよ 守ると決めたものは 失ってしまったよ だけど 僕は今を 迷わず生きるよ