彷徨う街並みが 黄金色に染まっていく あれは誰かの悲しみか それかはたまた愛? 母屋の傍らに 投げ捨てられたままの罪 あれはいつかの幻か それかはたまた不合ひ? ふと見上げる朧げな月 夜の帳ごと抱きしめた 弱きを挫いた後ろ盾 もう祈らぬ神になど 良い子でいたらご褒美もらえます か? 嘆きの声は届きますか? 良い子でいたらご満足ですか? 祟るだけなら結構ですわ うとうとしちゃ食えない今日日 売るのも買うのもやっとこさ 窓ガラス越しに見える果て もう戻らぬあの港 ふと見上げる朧げな月 夜の帳ごと抱きしめた 弱きを挫いた後ろ盾 もう触らぬ神にも 祟らぬ神にも 祈らぬ神になど