朝が消えた なのに外では 笑ってる さかきに揺れる まがたまと鏡 やおよろずが 火を囲む ながなきどり 夜を知らせて ウズメの裸足が リズムを刻む いわとの奥で 耳をふさいでも 楽しそうな声が 近づいてくる 太陽もないのに どうして 笑えるの 気になって 戸に触れた ねえ 何を見てるの 鏡の向こうで 笑うわたし ほんの少し いわとを開けて 外の世界を のぞいてみた 昨日までなら 閉じてたけど 今日はその手を 握ってみたい 夜の向こうへ 一歩 朝を迎えに行く 踏んで 鳴らして ウズメが踊る 笑って もっと 夜がほどける 風がほおに触れて ながなきどりが もう一度鳴く 鏡に映った わたしを残して いわとの外へ 朝が戻る
