何十回も何百回も夢に見た 息の詰まるような毎日から ただ走って走って遠くに見えた あまりにも鮮やかな景色 どこかに置いてきてしまった 純粋さとか無邪気さとか 明日への希望とか それを取りを 行くこともしないまま こんなに遠くまで 来てしまったくせに 今更後ろを振り返っては 大人になることを憂いてるんだ 流れる雲はどこへ行くのかと 何なら一緒に連れ出してくれよと 芝生の上に寝そべった ああ、iPodでも 持ってくりゃよかったな 何十回も何百回も夢に見た 生きていることを確かめたくて ただ走って走って 辿り着いた気がした あまりにも美しい世界で 炎より燃えているグリーン