眩むような嘘の中で モノクロームに誘われて迷い込んだ 少し傷つきすぎたみたい 識りすぎた脳が軋むんだ 喉を伝い 零れる憧憬 伸ばす手をどうか握って この指先が幻でも そのままのきみであれ青年 手触りを教えてよ フリークス 愛は盲目 狂気の沙汰 抱きしめられれば潰れるわ 心なんて本当はどこにもない けれど痛むものね 抜けられぬ 自己矛盾の渦 繋ぐ手を握り返して その優しさが幻でも 臆病な私を許して ぬくもり離さないで フリークス 頬を伝い 溢れる真実 両腕が消えても肩を その優しさは幻じゃない 傍にいて微笑みかけて 道の先照らしてよ フリークス さよならは もう聞かせないで 魔法が解けても きみがいる