はじっこ破れかけの写真 君と二人ずっといたよね 穴のあいたビニールプール 指の間すり抜ける感じ 何も知らなかったころ 君は気づいてなかったのでしょう ただ散らばる水の粒の中で 見つめていた 君はこの街を出て 今どこにいるんだろう 口から出かけた言葉は… やっぱりいいや そんな大それたことじゃないって 気がしてたんだ ふわり夢うつつ 何も手に付かない いつか会えたのなら… 都会の暮らしに慣れても 時は止まったままで 綿飴のように よろこびもすぐ溶けて 何も感じない 君はあの街を出て 今どこにいるんだろう 口から出かけた言葉は… やっぱりいいや そんな大それたことじゃないって 気がしてたんだ ふわり夢うつつ 何も手に付かない 全て分かってたのに