狂おしいほど待っていた アナタの温もりに 優しさはなかったね 咥えた未熟児に「要らない」 と呟いて ある筈もない幸せを手繰った 夜明けに漂うニオイに耐え続けた 答えを… 「けれど けれど けれど けれど」 いつかは愛してくれると信じて待ち 続けた 「けれど けれど けれど けれど」 響く声は… 「お前さえいなければ」 錆びついた切先を向けて 母は-seems to be disgusting- 僕を貶し冷たく睨む 「お前さえいなければ」 艶めかしさが音を立てて -seems to be disgusting- 僕は動けず首の違和感を 見つめていた Heartburn 黒く滲む熱 涙と目眩に映る アナタの憎悪と重なる ありきたりな明日ありふれた日々 繭の中で軋む 僕の血がこびり付いて 呼吸の仕方を忘れた 夕焼けの影が千切れて落ちる 夜明けに漂うニオイに耐え続けた 答えを… 「けれど けれど けれど けれど」 どうして笑いながら涙を 流しているの 「けれど けれど けれど けれど」 響く声は… 「お前さえいなければ」 錆びついた切先を向けて 母は-seems to be disgusting- 僕を貶し冷たく睨む 「お前さえいなければ」 艶めかしさが音を立てて -seems to be disgusting- 僕は動けず母を見上げていた 僕さえいなければ アナタにこんなにも ツライ思いさせずに済んだかな 僕さえいなければ 僕さえいなければ 僕さえいなければ 流れた血の隙間 喉、鳴った。