嫌な記憶が宙を舞って 今も何故か揺らめいてる 過去の私が全部死んで 鏡に囚われてく 未来に種をばら撒いて ただその日を悲願しても 願うほどに薄れていって 虚しさに絆される 夏が過ぎ去る蝉時雨 明らかこの姿と無関係 芽にも葉にも色は問えど 白々しく謳う「才の花」 私 枯れかけた 枯れかけた 枯れかけた 枯れかけて 枯れかけた 枯れかけた 枯れかけてく 変わる 変わる 変わるの 枯れていく 枯れていく 枯れていく 枯れてくんだ 枯れていった 枯れていった 今未来が 虚像は夢と言い換えて 搾取は経験と思い込む 魂はエゴに染まって 枯れた葉が舞い落ちる 冬を顕す虎落笛 遥か遠くに感じて否めない 彼は華が疎ましくて 忌々しく妬む「愛の花」 私 枯れかけた 枯れかけた 枯れかけた 枯れかけて 枯れていく 枯れていく いつになるの 誰もがそれに憧れて 掴みかけて触れずに離れてく 何が足りぬか知らぬまま 吐き捨てた言葉は「才の花」 いまだにそれが何の為 何をして開花してゆくのか 愚か醜く厭らしく ただ叫び続けている 私 枯れて散った 枯れて散った 枯れて散った 枯れて散った 枯れて散った 枯れて散った もうダメみたい 回せ! 回せ! 回せ! 回せ! 回せ! 回せ! 考えず! 回せ! 回せ! 回せ! 回せ! 回せ! 保て! 感覚だけ! ただ 回せ! 回せ! 回せ! 回せ! 回せ! 回せ! 回せ! 大回転 回せ! 回せ! 回せ! 回せ! 自分信じて 枯れた才能の花