幾列にも重なって整列した 花畑のよなうろこ雲が今 順に赤く染まって 空の下 涙のメカニズム見た気がした 空はまるで焼け落ちてくよに 太陽は沈んでくいつもの通り その光が届く限り辺りを赤に染め 夜に一足早い月が昇り 太陽は未だに 空の隅に居残り 柔らかな夕日で今日と言う日を 締めくくる まっすぐに染まる地平線 世界のあちこちまで伸びていて 太陽がしわくちゃの笑顔見せて 一面夕日色に染めて 雲を忘れて出てきた空 ただ青く過ぎる時間の側 1日と呼ばれる周期の中 太陽は飽きもせず回り続ける しっかりと自分見つめてないと 見えるものも見えなくなる そう太陽は俺に語る それはとてもよくわかる 太陽も俺たちに隠れて雨を降らす 事がある それでも飽きもせずに夕日へと 変わり続ける 太陽は夕日を見せてくれる まっすぐに染まる地平線 世界のあちこちまで伸びていて 太陽がしわくちゃの笑顔見せて 一面夕日色に染めて 空を引き延ばす色の赤 情熱的な夕日が叩く肩 毎日人は何かを引きずり それが何か知ろうともせずに ほら 夕日は今日も沈む 人が見る見ないお構いなしに 夕日に自分の涙がかぶる 夕日に俺は手を振る まっすぐに染まる地平線 世界のあちこちまで伸びていて 太陽がしわくちゃの笑顔見せて 一面夕日色に染めて