まだ間に合うのかな 鳴らないままの鐘を待ち続けては ギターを抱え歌う ポッケに隠したまま褪せてた言葉 きっと大事だったのに 色も思い出せないや はしゃいでいる子供たちも 帰りを急く恋人も この街は僕を残して 余りに眩しいな 瞬く間に消えてく 忘れてくと知っていても 昨日の夢の続きとか まだ、もっともっと伝えたくて 冷えた悲しみさえ 爛れるような口づけを 絡んだ糸手繰り寄せて歌う 人生は美しいんだと ずっとあの頃のまま 何かを求め、愛し、傷つけるような 日々を繰り返してる 空は飛べないのさ きっと失敗作だったんだね それでも良いと思えたのは 君と笑えるから 「分からず屋に見えない魔法」を まだ信じてる 暗闇が照らす未来を ほら、もっともっと歌いたくて 何者にもなれずとも 歩む足は止まないまま 下がらない熱 持ち合わせて 僕らの秘密の基地でさ、遊ぼう