生まれてから一度も 出会ったことないものを 生まれてから一度も 触ったことないものを 探して見つけたつもりになって 大事に抱えていたのに 気付けば両手からさらさらと 零れ落ちていた ずっとそばにあった世界が遠くなる あっという間に見えなくなる 今だけは独りの歌だけれど 君にどうか届いてほしいんだ 歌ってほしいんだ 誰かと同じ方に歩いていても 誰にも追いつけない 星も月も照らさない道を抜ければ あなたと出会える きっと 大丈夫 独りはずっと続かない あの日そっとつぶやいた 君の瞳が輝いて見えたんだ もう一度だけでも見れたら ずっとそばにあった世界が遠くなる あっという間に見えなくなる 遠くにあった未来に近づいていく 懐かしいようなきれいな色だった 今だけは独りの歌だけれど 君にどうか届いてほしいんだ 歌ってほしいんだ