玄関のドアを開けた時の じめっとした風の匂いの 空気に触れるだけで 何処へでも行けそうだ僕ら でもまだ聴き覚えのない歌 聞こえるから ずっと泣いてるよずっと 君のことまだ知らないから 君のことまだ知りたくないから 穏やかな心じゃ裏切られた時の 傷跡が深くまで残ってしまうよ 落としてきたんだずっと 来た道がわかるように 僕の選んだ未来を 忘れないように 空っぽの掌だけど なんだか肩が重いんだ 自由になるってことは 不自由さに気づいてしまうね 君のことまだ許せそうにないんだ 僕のこと嫌いになってもいいよ 優しすぎるのは裏切られた時の 痛みが何倍にもなってもしまうよ 生きていたいんだ今日も 息をしたいんだ今も 誰かの手を握ったまま 泣いているんだ 生きていたいんだ今日は 少し辛いこの呼吸を 僕のものとして 受け止めたいんだ 帰ってきた時の合言葉だけ 決めておけたなら どこへでも行っておいで 夕焼けの射す教室で会えたら チャイムと一緒に「また明日」 日の入りと一緒に「ただいま」 君のこと暗い深い海に捨てたんだ 僕のこと忘れてしまうように 優しすぎるのは堪えて溜め込むから お前の明日には僕はいないけど 強く生きれると信じているから お前は1人じゃない