重ねた手のひら 想いはここにずっと生きているから 伝えたいことがあるの でも何故だろう 上手く言葉に出来なくて 叶えたい夢があると いつか僕を 信じるフリをしていた 神様に願うように嘘をついた 土砂降りの雨が心を閉ざす 消えないように何度も胸の中で 繋ぎ止めていたいの まだ 何かに囚われたまま ただ傷を増やしていくだけ? ねぇそんなこと 望んじゃいないだろう 重ねた手のひら 温もりが今 生きているの 真っさらな筆とキャンバスを 君は僕に預けてくれたんだけど なりたい色や未来も 僕にはまだ描けるはずもないんだ 周りには理解らなくて 自信を持てたら、なんて 誰もいないこの悲劇が 僕にはお似合いなんて また 自分を犠牲にして 作り笑い上手くなっていくの? ねぇこんなこと望んじゃいないから 重ねた手のひら 温もりをただ 感じていてよ 弱くたって 不安だって 僕には僕しかいないから 錆び付く心の中 時間だけ過ぎ去っていくの ねぇ今日が明日よりも若いから 始めた歩みを まだ止めないで 今 感じた心のまま 僕色に染まっていくの ねぇそんなに 悪い世界じゃないだろう? 重ねた手のひら 想いをここにずっと描いてゆけ