くしゃくしゃの レコード包みとハンカチ ひざの上に重ねた 今の彼のくちぶり 言葉のはしに 漂わせているね 困ったときにすぐに 電話で呼び出すくせも 昔のままさ 悲しいよとか 投げだしたいよとか 流されている日々は ぼくも同じさ きみがひとりで 悩んでいるときに いちばんそばにいれる ぼくでいるよ 朝の光が包み込んだ 全てに今日が始まる のりのきいた袖で 始発の窓に 小さくきみは手をふる きみとちがうタイプの 人ともうじき 暮らし始めるぼくさ どんな理由で 昔きみと争ったか それも思い出せなくなる 憎んでるとか 顔も見たくないとか そうじゃないのに なぜ人は別れるの 巡りあったら 大切に生きたいよ 彼女のことを 今は幸せにする 朝の光が包み込んだ 全てに今日が始まる 渚に近い あの街道のスタンドも もう今はさびれている この場所だけは 彼氏と来るなよと 大人気ないこと言う ぼくが嫌だよ 自分で決めた 道をもどりたくない 彼女のことを 今は幸せにする 朝の光が包み込んだ 全てに今日が始まる