埋めた肩 濡らす涙が 温かくて心 破けたよ つかえた言葉と沈黙が 饒舌にさよなら語ってた 絡まった糸 ほどかなくていい 今なら言えるのに 一つ二つ春数えても 忘れられない人よ 夕暮れゆらゆら ぬれ椿 この世の定め憂いながら 綺麗な日々だけ染め抜けば 咎めるように落ちる椿 色は匂えど散りぬるを 我が世たれぞ常ならむ うゐの奥山 けふ越えて 浅き夢見しゑいもせず 歩いて行こう 歩いて行こう 後ろには何もない 続く道行けばいつかまた 出会うこともあるだろう 静かにつらつら ぬれ椿 あなたが好きだと言った花 あなたの笑顔を重ねれば あぁ風に揺れる椿 私のような椿 夕暮れゆらゆら ぬれ椿 この世の定め憂いながら 綺麗な日々だけ染め抜けば うつむいてしまうの なぜ 静かにつらつら ぬれ椿 あなたが好きだと言った花 あなたの笑顔を重ねれば あぁ風に揺れる椿 私のような椿