悔しくて あの子 憎んだ 仮面の奥で 許せない「死ね」そう願う 不器用な声で 「生きているだけで 他人(ひと)のこと 傷付けるの」 彼女は私に 哀しく微笑んだ 綺麗な写真が 世界中虜にする 鏡見る度に 虚しさがつのる 一日だけの陰口吐く 明日にはもう忘れられるよね? 苦しさを 誤魔化すように 理想に逃げる 痣だらけ この心臓と共に生きてる 遠い日の夢 もう見えない 割れた泪で 愛されることなんてない あの子みたいに 「果てしない夢が 人のこと強くするの」 輝いた瞳 羨ましかった 時計の針が躓いてる 見えるものなど望んではないの 苦しくて あの子 憎んだ 仮面の奥で 許せない「死ね」ふとよぎる 枕の中で あどけない交差点 名前を呼んだ 振り返るランドセルとお揃いの笑顔 苦しさを抱きしめながら仮面を被る 痣だらけこの心臓と共に生きてる 遠い日の記憶 もう見えない 割れた泪で 「愛されることなんてない」 不器用な声で 共に生きてる