日は登った なんだか憂鬱 気分は最悪な朝 午前5時の昨日と変わらない日常 相変わらず下向いてばかりの 僕は携帯をみて 少し 駆け足で家を出たんだ 僕を抜いて立ち止まる 人たちが 知らない誰かの歌で 笑顔になってく その一瞬で 変わる表情を無視したんだ 色づいてく 景色をただ 素直に綺麗と 言えたらよかったのかな 花が咲いては 「僕はちがう」 否定しては その度 「1人でも大丈夫」って 言い聞かせた 本当のことは 言うなと 隠した 誰かに向ける 優しい鋭い 言葉たちは いつもいつも 自分を守ることに 必死で 「これでいいんだ」 独りよがり 僕がいた 色づいてく 景色をただ 素直に綺麗と 言えたらよかったのかな 花が咲いては 「僕はちがう」 否定しては その度 「1人でも大丈夫」って 言い聞かせた 素直になれない僕の物語