夜中にそっとぬけ出して 駆けつけるわたし 二十四時間あなたに 寄りそっていたい たまに躰を交わすくらいで 恋人と呼ばれるはずもない 冷たいひとと他人はいうけど 違うでしょ、違うでしょう 愛情のない行為 それでもいいと思ってる ああ そういうことをする あなたの影になりたいわたしだから あなたのことを何でも 知りたがるわたし 二十二、三の娘みたい 嫉妬してみたい いつもだれかにこころ奪われ 笑うでしょ、口惜しいはずなのに そんなあなたの微笑みみつけ 笑うでしょ、笑うでしょう 愛情の表現は わたし以外を向いていたっていいわ だいじょうぶ あなたの影になりたいわたしだから こんなに近くにいるのに 気づかないそぶり 何故 いつわりつぶやきため息 うそついてばかり 勝手 きっと 愛情のない方向へ あなたこれから彷徨うでしょう そういうことをする…… だいじょうぶ、だいじょうぶよ あなたの影になりたいわたしだから