憂うは明日の夢の中

歌詞

今日は少しだけ濃く色付けて 長い髪は束ねてみる くすんだ今日にまだ 蝉の声を探しているのは 私だけだね 二人で決めた終わり もう会うことはないなら 貰ったものはここへ残して いつか傷を抉るの 貴方の腕に預けていたもの全て 返さなくていい 取るに足りない過去の綺麗な記憶 縋るならご自由に 髪を解く私を 貴方は忘れないでしょう? きっと望んだ幸せに 目が眩んでいたのね 少しだけ香るいつもの甘い匂い 私があげたピアスも 何も変わらない 煙草を吸う時の癖も その低い声も いずれ二人は離れ傷付く 運命だった? あるいは少し夢を見過ぎた? まるで興味ないわ 貴方の胸に注いだ私の愛なら 忘れてくれていい 中身の無い気持ちでいいのなら 腐るまで取っておいて きっと貴方なら すぐには捨てられないでしょう? ずっと待っていたのね 私に愛されるのを 貴方の前で泣くのが嫌だっただけ その場の嘘では きっと全ては取り繕えないわ くだらないけど単純ね きっとそうだわ 全部私のせいだわ 「貴方が嫌い」なんて 言い聞かせていたの だってそうでしょう? 愛し方を間違えた二人は 幸せになれないわ ああだからせめて もう少しだけ私を覚えていて ずっと待っていたのに それが駄目だったなんて