時計が宙を舞う 食べた残り 閉じた間取り 断る権利なく 進む日々は 片手とともにゆく だらしない大人 今日も同じ ぬるい夜更け 「うらやましい」だとか もはや薄れ・・・それは嘘で 3時半の遠吠えだ だれかのために笑って わかんない日々を燃やせたら 拍手は鳴り止まないぜ 答えなんて 最後にとっておけ 無償の愛でさえ 限りはある いつかは消える にわかに土砂降り シャツの皺を手で伸ばして 燦々と照らせ 感度が少し鈍って 見つけた出口が崩れても 合図は鳴り止まないぜ こびりついた躊躇は蹴っ飛ばせ 「際限ない」「面倒臭い」 「もっと楽でいい」なんてさ 本当は鮮明に 生きていきたいんだ今日を 定刻ならとうに越えてしまっている 照明も観客もこんな寸劇 本来は コントだって言って 演じたって笑わない 生きるんだろう 拙いまま壊せ 明日へ向け 覚悟の末に放った 頼りない光 纏って 今 合図はなくてもいいぜ 喰らいつくんだ 最後まで だれかのために笑って 不確かな命燃やせ 今 拍手は鳴り止まないぜ 自分自身が 答えだって 最後にきっと 本当になるように