フラフラと ぼくはゴースト モノクロの春をゆく 路地裏の猫にそっと 本音を溢してみたり 「ウォーアイニー! アイミスユー!」 飲み込めないことばっか 言えなかった言葉が 山積みなんだって ぼくを置いて 君は大人になる なんでもない毎日の真ん中で 変わりゆく君を 見ていたいだけだったのに 嘘みたいに薄れていかないで ウォーアイニー!届かないか! あーあ! 誰もいない部屋でそっと カーテンが揺れている 簡単に片付けないでよ 「安らかに…」なんて勝手だ! ハラハラと舞う花びらが ぼくを擦り抜けてゆく なんでもない毎日の真ん中で 変わりゆく君を 見ていたいだけだったのに 忘れていかないで もうとうに届かないか! あーあーあー! ウォーアイニー!アイミスユー! バイバイ フラフラと ぼくはゴースト もう春がゆくよ