最後に会う人は 誰がいいのかなんてはやとちり すれ違う顔は怒っていたり 泣いていたり 誰かではなくても 触れているものがあたたかければ 不安も喜びもひとまとめに 間違えずにいられる だんだん空は曇りがちで 仕方がなくて待っている そうやって気づいた時にはもう ずいぶんと眠ったままだ ああさよなら 青春の夕日は出した 答えの中に消えていく ああ今はもう諦めているんだ そんなことは思い出させないで さんざんだったと思ってる なんにもできず口を閉ざす そうやって時々考える 今日はどこへ出かけようか 最後に行く場所は もう決めているのかもしれない たぶんそこには何もないけど 晴れた空が見えるだろう ああまだまだ 情熱の炎は 暮らしの影の中に隠れている ああ今ならわかる気がするんだ そんなことはもう思い出させないで