風の吹かない海は孤独に見える 残滓と影がどこに居ても 流線形には還らないで 君の後悔ならあとに役立つさ 後ろ髪が痛いや 愛も無敵状態では最早ないし ミスりがちなんだ 本当は今も乖離していく だって 伝えたい気持ちも 叶えたい願いも 砕けて散った 視界の端の不幸に向かって 放つあの軌跡が 明日になってくよなあ 「廻る時代」は いつだってこんなだ 罪悪感ならきりがないし 常に脆弱な迷信のなかで 不完全に踊りたいや 然して自滅願望すら今は無いし 君の射している 真実はいつも眩しすぎるから だって 翳りゆく世界が 崩れゆく景色が とめどなくても 無限を騙る欺瞞を破って 見えるあの光が 意味を持ってくのさ そしていつか 伝えたい気持ちも 叶えたい願いも 砕けて散った 視界の端の不幸に向かって 放つあの軌跡が 明日になってくよなあ 「廻る時代」は いつだってこんなだ