遠い街の駅のホーム 秋の風が頬をかすめる ひとり たたずみながら 去年のあなたを 追いかけてる 少し冷たい空気が 思い出を連れて 甘い余韻で心を溶かす あの日のあなたが 遠くかすんで 胸を締めつける 私は今 駅のホームで チョコを見つめてる 去年の秋に 分け合った チョコレート 優しい声が 秋風に揺れてるの ホームのベンチは 色あせて あなたがいた場所は 空っぽのまま 私は目を閉じながら あなたの名前を そっとつぶやく 少し冷たい空が 寂しさを連れて ビターな余韻で 心を溶かす あの頃のふたりが 遠く滲んで 胸を締めつける 私は今 駅のホームで チョコを口にした 去年の秋に ふたり選んだ チョコレート あなたの口癖が 秋風に舞い上がる 秋の匂い 記憶の欠片 あなたがいない ホームの果て 私はまだ ここにいるのよ 私は今 駅のホームで チョコを見つめてる 去年の秋に 分け合った チョコレート 優しい声が 秋風に揺れてるの 私は今 駅のホームで チョコを口にした 去年の秋に ふたり選んだ チョコレート あなたの口癖が 秋風に舞い上がる