この道の先はまだ見えない 信じたい自分へ 歩いていく 笑い方も泣き方も 君はどうにも上手くなれなくて この世の中はそんな人に 優しくないのかも 何一つ誇れる自分が 見つけられなくて 否定の口癖だけがただ住み着いた 人にもまれて走る朝も 塗り潰した丸で泣いた夜も 全部 戦ってる 証だよ 誰かが 君を踏みにじろうとして 君を撥ね退けようとしたって 嘆いたりしなくたっていい そう何度でも 君を貫き通してゆこう 思い通りにはさせないって 今 ここに立っている きっと 聴こえなかった音が鳴るよ 見えてなかった花が咲くよ 埃被った靴があるよ さぁどうするんだ君は どうするんだ 君は 誰かの嘘で 君は酷い傷を負ってしまった 知られもしないその嘘は 真実になってしまう 前を歩く者に人は石を投げる 倒れたあとに自分が 躓くとも知らずに 心無い声に塞いだ耳も 比べるのが痛くて閉じた瞼も 全部 君は君で いいんだよ 誰かが 君を貶めようとして 君を嘲笑おうとしたって 振り向きはしなくたっていい そう何度でも この手を握り直して行こう 見失いそうになったなら ほら ここで待っている 汚い色が焼き付いて 輝く色を見落として その場所に人生を 彩る色はないから 混ざり合わなくていい それぞれ違う 僕ららしく 選んでゆけ この道の先はまだ見えない 掴みたい未来へ 駆けていく 君を押し殺そうとして 君を諦めようとしていた いつかの君をぎゅっと強く 抱きしめて たとえ覚束(おぼつか)なくていい その足跡に いつかきっと 人は集まっていく そっと 古い手紙は届いたんだ 消えた明かりは灯ったんだ 無くした鍵はここにあるよ さぁどうしようか きっと 聴こえなかった音が鳴るよ 見えてなかった花が咲くよ 埃被った靴があるよ さぁどうするんだ君は どうするんだ 僕ら