少し変わった街並みがね 古びた過去と言ってたよ 君を敷き詰めたページ 風に吹かれた 未だに抜かしている くだらない空想さ 今は会えないだけで きっと僕たちはそう 小説の主役で 物語は中盤で ハッピーエンド待ちと 続きを描いていたい 理由なんてちゃんと言わなくていい 口下手には荷が重いね プラットホームまではたわい無い 話にしよう 悲しいメロディに 君が攫われるシーン これからの僕たち 誰より遠い存在 になってしまうのかな 途切れて仕舞ったこのページに 挟まれた栞 好みも価値観も 変わって揺らいでた 大人になってしまった 先を見据えた横顔 もう一度なんて もう望みはしないよ ただ 泣けるほど笑った日から 抜け出せずにいるだけ もしこの世界に僕ら2人 しか居なくなったとしても それでも君は別の道を 選んじゃうのかな 悲しいメロディが 君を迎えたシーン あの日から思えば 考えてたのかな 2人で居る意味を 思い当たる節が降り積もっては 溺れてく言葉 何度も鳴らす目覚ましも 喧嘩じゃ折れないとこも せーので言う"おやすみ"も まだ笑っちゃうけど 僕らしか知らない フリもあのくだりも ただ忘れないでいよう あの街であなたと 描いた昔話 いつかそう笑えるまで この続きはきっと幼い2人しか 聞けない昔話だから 閉じておこう 栞挟んで