眠る君の横顔を眺めてた 朝日が昇ってしまうまで 頭を撫でた記憶たちは 楽しそうに笑っていた 「ねえこの関係は 永遠じゃないのかもね」って 君は困った顔を逸らした ベランダの花は府いて 昨日からの雨落とす 撒いてしまった不安の種を 残さず枯らしてしまいたいのに 喜び 悲しみ 雨に変わって 君映す水溜り 心に傘を差せたなら 濡れた君の肩を寄せて 降り続く雨 晴れるまで差していたいよ もう一度君と笑えるなら 手を取り踊ろう 二人だけの雨中で あの頃海沿いの街に行ったこと 朝日を見ていた君を見ていた なんてことのない思い出も 色づけてしまう君を もういっそのこと忘れてしまえたら なんてことを考えてる時点で 忘れられるはずもない 触れた 君と過ごした日々 通り雨の冷たさが刺して痛いよ 僕の足りなさはわかってるんだよ わかってるんだ わかってたはずなのにな 帰り道 部屋の隅 君の影を探した ああ今ならもっと上手に 愛せるはずなんだ 強く光っている あの頃のこと にわか雨に濡れた思い出がずっと 風に煽られ飛ばされそうな 僕らだったね忘れないよ 君に傘をそっと 降り続く雨 晴れるまで差していたら もう一度手と手繋げたかな そんな想いはアルバムに仕舞いこん で いつか笑える日を信じて 歩いてみるよ 君の居ない雨の中