ひとり 僕は芝の上 舞い上がる土埃に 何を映してるのだろう 萎えてくヒマワリみたいだなぁ 太陽に背を向けてさ 少し首を傾げてる ねぇ 赤ちゃん みんなは僕のこときっと 何も知らないようだから 耳を貸しておくれ いつまでそこで 赤ちゃん 飛ばしそびれた シャボンの泡を眺めてるの 耳を貸しておくれ 犬がからかい逃げてく 海じゃないのにビキニのあの娘 僕を笑うから セスナを仰ぐふりをするさ 空に視線はいつだって 泳ぎ疲れちまうのさ なぁ 赤ちゃん 誰かに僕の言葉を ちゃんと伝えてくれたなら 跳んでみせるから いつまでそこで 赤ちゃん 瞼に落ちた天気雨に はしゃいでいるの 跳んでみせるから さぁ なぁ 赤ちゃん 行ってしまうのかい 日暮れ前には僕も「ビンゴ!」で 上がれたらいいな ねぇ赤ちゃん そんなに急いだらきっと 怖い夢を見てしまうよ 少し待っておくれ いつまでも さぁ 赤ちゃん 千夜一夜のおとぎ話聞かせるから ねぇ 少し待っておくれ ヘイ?