髪の短いその少女は 旅立ちのマントに ガムと銀貨をしのばせて 想い出の丘へ 夜明け前にみた 夢のさすほうへ 時つげ鳥の鈴 リンと鳴った ひとりで夢を紡ぐことは 誇りを紡ぐこと 季節の風吹くまま ふわり ゆらり 黄金色の空をわけて 朝日がとがっている 素足にブーツを慣らして モザイクの街へ パパとママのこと 思うとチクッとする でも行かなくちゃ 行かなくちゃ 魂の星でまた会えるから 信じているから さよならに怯えるのは もうやめたんだ SEASON 希望の種と無邪気な双葉 SEASON 舞い躍る花 勇気の実となる日まで 心を決めさせるのは いつも単純なことだから さよならに怯えるのは もうやめたんだ ひとりで夢を紡ぐことは 誇りを紡ぐこと 季節の風吹くまま ふわり ゆらり