朝のパリに響くのは 鐘だよノートルダム パリの町が目を覚ます 鐘だよノートルダム パリの町の心は 鐘の音で弾む 大きく小さく響くのは 鐘だ 聞けよノートルダム (ほーら!綺麗だろ?) (色んな音や雰囲気が響き合ってい るんだ!) (さぁ、誰が鳴らしているんだろう ね。) (誰?) (誰だろう) (高い塔の上で鐘を鳴らしているの は不思議な生き物だ) (さて?知りたいか?) (うん) (何者か) (教えて?) (なぜそこにいるか) (シーッ!) (では、聞かせよう) (そこに住んでいる怪物の物語を) お話が始まるのは船着き場からだ (泣かすな) (静かに!) (坊や!) 四人のジプシーが着いたのは 近くだノートルダム (約束通り金を払うんだ) 罠に掛けられたジプシー 彼等を憎んでる 恐ろしい男の手の中に (フロロー判事だ) 捕らえられた 全て罪と悪に見えるものは この世から消してしまえと信じてる (不埒なジプシー共め 裁判所へ連れて行け) (貴様!何隠してる) (きっと盗んだんだ、取り上げて しまえ! (女は逃げた) (お願い助けてください!) (こいつは……怪物だ!) (やめろー!) (と、司祭さんが。) (これは悪魔だ!地獄に戻してやる 、それがいい) 罪のない人を殺すのか 尊いノートルダム (逃げなきゃ、こうはならなかった ) 今度は子供を殺して罪を犯すのか (罪など犯していない!) あなたは自分を偽り 人を騙すことは出来る でも決してごまかすことは出来ない のだ 貴方の罪を見てるノートルダム この世に恐いもののない男が ふと 神の怒りを感じたのだ (どうしたらいいんだ) (育てなさい!我が子のように) (何!? この化け物を背負い込むのか) (いいだろう、この寺に住まわせて やろう) (この寺のどこに?) (どこでもいい) 閉じこめておけるところなら (鐘つき堂の中に隠そう) (神が何かをしてくださるかもしれ ん) この化け物も何時かはきっと 役に立つ (で、フロローは子供に名前をつ けた) (出来損ないと言う意味のカジモド ) さあ、鳴らすのは怪物か それとも人か 今日も響く 鐘が鳴る ベルがベル ベル ベル ベル ベル ベル ベル ベル ベル・オブ・ノートルダム