開けっ放しのドアを 強く閉じる音で すべては崩れ 出口は塞がれ 君の涙で溺れるの待つ ふたりで取りあう光 踊りあう影を縫って 繋ぎ止めあって 君の冷たさを知った 君の温かさを知った まだ間に合うはず あなたの体温を確かめる 諦めた違いを手を取り合って探る どこ?どこ?どんな形? 肌と肌擦れ合ってる 心の音 開けっ放しの窓辺 ふり積もる雪の音 すべて癒され 元どおりになったと そう思うだけの時間を過ごし ふたりを映す鏡に 塗りたくる問いをぬぐって また見つめあって 君の横顔をみた 君の口の端をみた まだ愛してるの あなたの限りを確かめる 揺り戻す痛みに手を取り合って触れていく どこ?どこ?どんな形? 肌と肌 擦れ合ってる 心の音 君の荷物 僕の荷物 重荷を入れた段ボール この場所で起こったことが 今更特別になって ここからは そう一人で歩かなきゃ 受け入れた終わりと手を取り合って生きる