吐く息が光っていた またここで立ち尽くしている コートの端についた 永遠を振り払った 眼に映るすべてのものを 言葉にしてみたいと思う 唸りを上げる孤独たちが ここで静かに燃えている 誰一人に触れられないまま 命は輝き続けていく もう何も残っていない 届かない手紙を書こう これ以上奪われぬよう そうしてまた冬が来る 息を潜めて生きている むやみに美しいものたち わたしたちが知るべきものが ここで静かに燃えている 誰一人に触れられないまま 命は輝き続けていく 果ての見えない孤独たちと わたしはここで生きていく 世界はただじっと見ている 置き去りになどしないだろう 唸りを上げる孤独たちが ここで火花をあげている 忘れる事は許されないだろう 命は輝き続けている