寂しがりやの独り言が ハミングになってゆく 子供が弾くピアノみたいに おぼろげなメロディが 零れて音符になる 哀しい詩を唄いたい すべてを涙に閉じ込めて そう いつもいつもあの日々が止まって見えるように 色あせぬ華のように 壁にもたれたマリオネット 繰り糸を見上げ 誰かが来るのをまっている いつもひとりぼっちで おどけた顔のままで 哀しい詩を唄ってる 誰にも聞こえない言葉で そう 遠く遠くこの想い風にまぎれてゆく 浅い華びらのように 哀しい詩を唄いたい すべてを涙に閉じ込めて そう いつもいつもあの日々が止まって見えるように 色あせぬ華のように