ねぇどうして 答えも 意味さえ見えずに 右手に 隠した 1人遊びを 夢見ていた テレビの 幼い形に 揺らいでいた 背中を 笑う声がした 重なった コーヒーの渦のなか 溶けていくよ 白と黒のピアノ線 苦く滲む彼の中で 誘惑に 彩られてたら 廻る廻る 針は 誰かを指差す 一本線 コンパスの 記した 音 鳴る方へ ねぇどうして 変わってく 言葉を忘れて 雨降る 夜明けに 濡れているだけ 歪んでいた 明日の あるべき姿も 今でも 聞こえては かき消した「いないよ」 重なった コーヒーの渦のなか 溶けていくよ 白と黒のピアノ線 苦く滲む彼の中で 誘惑に 彩られてたら 廻る廻る 針は 誰かを指差す 一本線 コンパスの 記した 音 鳴る方へ