僕たちはこの青色で 何を描けばいいだろう? 潮の流れに逆らって、 僕らは鰓で呼吸をする。 <♪> こちら海の底です。 サンゴ礁が綺麗です。 波ひとつ起きずに、電脳の海です。 鯒らによるダンス・レッスン。 あの娘は今日も綺麗です。 何ひとつ起きずに、 出鱈目な海です。 MW。 僕たちはこの青色を いつかは失うのだろう? 分かっているよ。 みんな怖くて、 気付かないフリをしている。 夜になった。 <♪> 今更だけど思うんだ。 夢ならば夢で愉快です。 ふっ と目が覚めた瞬間に 「嘘だ!!」って笑えますように。 僕が見ていた景色を 君にも見せたいのだ。 呼吸を忘れる程の、 美しい、あの世界を。 MW。 朝になってしまう… <♪> 現在、君の目に映る 青が空のレプリカなら、 この歌も嘘でいい。 君に見えますように。 その願いの中、君に恋をする。 僕たちはこの青色で 何を描けばいいだろう? 時間の流れに捕まって、 僕らは肺で呼吸を、 生きよう。 残り僅かな青色で 「終わり」と「始まり」を描こう。 カンバスに落とした涙は塩味。 ほら。 君になったよ MW。 ホントはこの海は透明。 君にも見せたいのだ。 「「この場所でまた、 逢いましょう。」」 <♪> こちら海の