呼吸を 深く 繰り返して 心の奥 深く 沈めてゆく 深く深く 今は忘れたくて <♪> 瞼の裏に 見える景色 暗く蒼く 続く 遠く遠く 誰もが望む永遠は 次第に削られ 戻らぬ時よ安らかに 安らかに 例えば、真昼の月の様に ゆるりと流れる水の様に <♪> 虚しく 響く 音と声と ただ空気を 震う 薄く薄く 表か裏かその顔は 見えることは無く 言葉鋭く突き刺さる 突き刺さる 例えば、冷たい針の様に 静かに心をえぐる様に <♪> 満たされないその代わりに ひとつ望むもの 少しばかりの優しさを 優しさを 例えば、微かな風の様に 名も知らぬ星が光る様に 例えば、それを愛と呼ぶなら 私は愛して欲しい―。