オトナになるたびに ぼやけてくセオリー ため息もなんだか行方不明で 戸惑って無理もない ああ僕のせいだよ 最初から逃げていた 急に切なくなる夜 電話の声が ただ悲しく揺れている もう会わないなんて言わないで 時が止まってしまうから 月が出ない夜飾る歌 探してるのさ もう会わないなんて言わないで ただ傷つけてしまうから へそ曲がりな愛満たす歌 まだ歌えないや 膨らんだパンのように 弾けちゃいそうだなんて 構えるのもわかるけど 急に惨めになる夜 街の灯りも 全部虚しく揺れている もう会わないなんて言わないで 息が止まってしまうから 見つめてた視線の先には 僕はいなかった 今は誰もわからない そう「愛こそすべて」と もう一度だけ笑ってよ 赦してよ 泣かないでなんて言わないで 涙あふれてしまうから 失って今更気づいた 僕がバカだった もう行かなきゃなんて言わないで また傷つけてしまうのかな いつか夜空に虹を架けるような そんな愛の歌を 僕らだけの歌を