深く 鮮やかに 緑が萌える道 黒く焼けた手に 引かれて どこまででも あれから随分 遠くへ来たような 微風みたいに ふとよぎる 幼き日 目を閉じれば むせ返るような 青 駆け出した世界に 胸躍らせ 優しい声が 遠くから呼ぶ 振り返れば こちらへ手を振る 耐え抜く強さも 傲慢の弱さも 嘘の危うさも 側で教えてくれた 恥ずかしくて 振り払ったあの手 悲しそうな 笑顔 胸痛んだ 離れたあとも 手を振り続け だから僕は 歌い続けてた どこまでも続く道 そう思ってた 溢れ出す 思い出を この手で拭った 優しい声が 遠くから呼ぶ 振り返れば こちらへ手を振る 離れたあとも 手を振り続け だから僕は 歌い続けるよ